20秒で理解する家庭内別居
家庭内別居にもいろいろある
家庭内別居の家庭は結構あるらしいとは聞きますが、
家庭内別居の言葉通り、別居状態にあるけれど
家庭内に留まっているという状態です。
暮らしている場所が別の家であれば、
それはもう家庭内別居でなくて、単に別居ですね。
ということは、別居したい状況にあるのに、
何らかの理由でそれができなくて家庭内別居の
状態にあるというのが正しいのでしょう。
別居できない理由の代表的なものは、子供の関係でしょうか。
お子さんがいると、どうしても成人になるまで
離婚せずにいようとか、学校の関係で
両親が揃っていたほうがいいなどの理由で
家庭内別居のままの夫婦は多いのでしょうね。
経済的な理由で家庭内別居にしている方もおります。
別居として世帯を別にして生活すると、
生活費はダブルでかかってきてしまいます。
それが支払えるのであれば、別居にしたいという方も多いです。
お仕事の関係で別居をせずに家庭内別居を
選択している人もいます。離婚もしていないのに、
住所地を変更すると総務部などに
離婚の危機にあるのではないかと疑われてしまいます。
家庭内別居も、それはそれで辛いものがあるのでしょうね。
外国の住宅のように広い家ならばまだしも、
日本の住宅事情だと完全にすれ違いの
生活というのも難しいです。
子供が小さいうちは、まだ一緒に出かけるなどして
いいのでしょうけど、成長して親と出かけることがなくなると
夫婦二人きりの時間が増えることになります。
精神的には別居状態なのに、
住居としては一緒にいなければならない
家庭内別居は独特の辛さがありますね。
いずれしろ、家庭内別居ほど生きるうえで
ムダなものはないので、
早期に解消するように行動すべきでしょうね。
