単なる無視も度を越えれば離婚の原因となりうる

単なる無視も度を越えれば離婚の原因となりうる

 

 

 

 

無視は離婚の原因となるのか

 

 

 

夫婦はお互いに扶養義務を負っていますので、

 

お互いに協力をする法律上の義務があります。

 

生活しているうえで相手を無視するということは、

 

助け合いに反していることになり

 

離婚原因に発展しかねません。

 

 

 

 

いわゆるDVは離婚原因になりますが、

 

無視がDVと同程度に配偶者に圧力を与えるほどになってしまうと

 

離婚原因になってしまう可能性があります。

 

 

 

夫婦関係が冷え切ってくると、

 

お互いのことを無視するようにまでになってくるようです。

 

 

 

無視することは一緒に生活していると間々あるとおもいますが、

 

離婚原因となるには、無視する程度が

 

ひどい状態であることが必要です。

 

 

 

実際に言葉を交わさないというものではなく、

 

相手方の存在を無視するような態度も度を越えてしまうと、

 

やはり離婚原因となる可能性が高いです。

 

 

 

実生活のうえで無視するというと、

 

生活費を渡さないとか、家族のイベントに参加しないというのも、

 

助け合いの義務を履行しているとはいえませんので、

 

離婚して欲しいと言われても仕方ありませんね

 

 

 

不貞行為などは離婚原因として明らかにしやすいものですが、

 

無視は基準がはっきりしないだけにやっかいですね。

 

 

 

裁判離婚になったときでも、

 

離婚原因として主張する無視がどの程度なのかが立証しにくい。

 

無視の程度を録画しておくことも

 

不可能ではないと思いますが、

 

家庭にビデオカメラを回しっぱなしというのも難しいでしょう。

 

 

 

離婚原因にまでするには、

 

友人や家族の証言がもっとも信頼の出来るものになってくるでしょう。

 

 

 

無視は精神的なDVとも捉えられますが、

 

本人も無視が原因で離婚に発展するとは思っていないでしょう。

 

 

「このままの態度を続ければ離婚する」と、

 

 

無視されていると感じた側が

 

早めに相手に言ってあげることで

 

事態は解決するかもしれません。