宗教上の違いを離婚の理由とする場合に気をつけなければならないこととは?

宗教上の違いを離婚の理由とする場合に気をつけなければならないこととは?

 

 

 

 

 

宗教観の相違を理由として

 

離婚する人は珍しくありません。

 

 

といっても、あまり公にしにくい離婚理由なので、

 

宗教上というよりも性格の不一致といった

 

理由にしているかもしれません。

 

 

 

結婚前から特定の宗教にはまっているのが

 

分かっていればいいですが、

 

程度問題だとは思いますが、結婚後に知った場合には

 

離婚原因としても納得のいくものがあります。

 

 

 

 

ある特定の宗教団体に所属している者同士でも、

 

実は宗教を理由として離婚する場合があります。

 

 

新興宗教の場合に多いのですが、

 

夫婦の一方がその宗教にはまり込んでいるのが

 

オカシイ状態だと途中で自覚してしまう場合があります。

 

 

今までその宗教にどっぷりと浸かっていた分、

 

の反動は大きく、一気にその宗教を毛嫌いするようになり、

 

夫婦であれば教義の違いを理由として離婚したりします。

 

 

 

 

特定の宗教にはまっていることを離婚原因とするには、

 

その宗教の影響が結婚生活上無視できないほど

 

重要な場合でしょう。

 

 

 

例えば、何でも方角で決める宗教の場合には、

 

引っ越し先や就職先、旅行先までが

 

宗教を頼りに決定することになります。

 

 

 

そうなると、パートナーにとってみれば

 

一緒に生活をしているというよりも宗教に

 

したがって生活しているのと同じです。

 

婚姻を継続し難い重大な事由とまでに

 

ひどい状態になれば離婚原因になる可能性はあります。

 

 

 

 

宗教の中には、多額のお布施が必要なものもあります。

 

生活費をお布施につぎ込むようであれば、

 

夫婦間の破綻は目前でしょう。

 

 

宗教が離婚原因になるのは、実はこのケースが最も多いです

 

 

 

 

ギャンブルと宗教とは性質が似ていて、

 

一旦ハマると抜け出すことが難しい。

 

そして、エスカレートすると生活を破綻させる力があります。

 

 

 

パートナーがそういう状況になってしまったのであれば

 

結婚を続ける理由がないでしょうから、

 

離婚を検討する時期にきているということです。

 

 

 

宗教上の理由で離婚をする場合には、

 

離婚の時にそれが明らかにならないように気を遣うべきでしょう。

 

相手にとっては宗教を否定されたような気持ちになることもあり、

 

思わぬ余波を生むことにもなりかねません。