子供がある夫婦での離婚話は慎重にすべきです!
子供があるうちに離婚話をするというのは
親にとっても重大な決断です。
DVなどの余程ひどい場合はさておき、子供自身にとっては
夫婦間の問題は直接関係のある話しではありません。
離婚はいわば、親の都合です。
いきなり離婚話をされても、子供は戸惑うばかりでしょう。
もっとも、既に別居していて夫婦のどちらかが家に居ない場合ですね。
一緒の生活を続けていないのであれば、戸籍上の籍の有る無しは
実際のところ子供にとっては深い関係ありません。
離婚話も比較的スムーズに進むかもしれません。
ただ、子供が小学生や中学生ぐらいのうちは特に神経を使います。
親の離婚をキッカケとして素行が悪くなるということもよく聞きますし。
大学生になるなど、ある程度成長するまでは
離婚話をするのを止めるという選択もしなければならないでしょう。
中学生ぐらいで親が離婚をしてしまうと、
それは仲間にすぐに伝わるそうなんですね。
親の離婚がイジメのキッカケになることもあるぐらいですので、
やはり子供が小さいうちは離婚話を延期するのが
賢明かもしれません。
高校生ぐらいになれば、もうそんなに親を
頼りにすることも少なくなります。
「離婚するならすれば」といった感じで、
離婚話も受け入れてくれるでしょう。
子供が女の子の場合には、結婚式の時に片親が辛いというので、
離婚話は結婚まで待ってくれということもあるようですね。
子供が、大人の話しを理解できるような年齢になってからの
離婚話なら一番簡単なのですが、そう都合良くはなりません。
子供の事を考えて離婚話を一旦取り止めにするというのは
表には出ませんが、現実的に多くなされているのことなのでしょう。