離婚の協議期間が長引かないように気をつけること。
協議離婚の話しが成立するまでには、ある程度の期間も
必要ですし当事者の忍耐も必要です。
早い人では数週間から一ヶ月程度で協議離婚の話し合いはまとまり、
期間の長い人は数年間も争っている人も珍しくありません。
協議離婚成立までの期間は、当事者が多いほど
長期になる傾向があります。
お子さんがいる家庭では、離婚協議で決めなければいけないことが
多岐に渡るので、お互いに納得しないと
長い期間を費やすことになるでしょう。
ただ、子供の養育の面を考えると、
不安定な期間を長くなるのは良くないので、
早期に離婚協議に決着をつけるという必要もあります。
夫婦である間に作った財産が多い家庭は、
離婚で揉める可能性が大きいです。
どれだけの財産を清算するかを協議で決める必要があるのですが、
財産が大きくて分割がしにくい財産ほど期間を要するのが一般的です。
精神面でいえば、離婚協議の期間が長引くかどうかは、
お互いがどれだけ我慢できるかにかかっているとも言えます。
忍耐力がなくなったところで協議離婚成立というのは、
協議期間の長い離婚ではよく聞く話しです。
平行線の話し合いを続けるうちに、どうでもよくなってしまうようです。
離婚協議が長期間になり、お互いの話し合いで
まとまる可能性がなくなれば、
家庭裁判所に調停をお願いすることも出来ます。
家庭裁判所には経験豊富な調停委員がおりますので、
揉めている夫婦間でも納得のいくようなアドバイスで
円満離婚に導いてくれるでしょう。