離婚調停、一体何回やれば離婚できるの?

離婚調停、一体何回やれば離婚できるの?

 

 

 

 

協議離婚が不調なときに家庭裁判所に

 

離婚の調停をお願いすることがあります。

 

調停何回ぐらいで成立するのでしょうか。

 

 

 

データによると、調停の回数は三回以内

 

離婚が成立するケースが多いようです。

 

といっても、もちろん人それぞれ事情が違うので、

 

何回やったら離婚成立というものでもありません。

 

 

 

ただ、いたづらに何回も調停回数を重ねても意味がありません。

 

離婚に向けた内容の濃い調停を繰り返す事が必要です。

 

 

 

当事者の感情がこじれている場合には、

 

それをほぐしてからでないと離婚に向けた

 

実質的な話し合いができない事が多いですね。

 

 

 

 

何回かの調停を経て、ようやく具体的な数字が

 

話題にのぼることも珍しくありません。

 

 

調停委員との相性によっても、

 

調停離婚がうまくいくかが違ってくるのが実情です。

 

 

 

どうしても人間のやることなので相性の問題は避けられません。

 

何回調停しても毛着がつかないのは、

 

意外と調停委員に原因があることも多いのです。

 

 

 

何回も調停期日を繰り返していると、

 

神経が相当に磨り減ってくるものです。

 

結婚するのは簡単なのに、離婚をするのは

 

本当に大変なのだなと実感するそうですね。

 

 

 

調停を何回も繰り返す夫婦は、

 

子供の親権や養育費で争点がある場合が多いです。

 

 

 

とにかく、離婚が成立してしまったら、

 

そのあたりの話し合いを望むべくもないので、

 

この機会に納得いくまで徹底的に

 

話しあうから回数も伸びる傾向にあります。

 

 

 

 

調停離婚は、裁判と違って基本的には話し合いです。

 

といっても、お互いに平行線の話し合いが続くことが

 

想定されれば何回調停しても同じです。

 

 

 

調停を打ち切って裁判離婚に移行する選択も

 

しなければいけません。調停を何回もするよりは、

 

裁判官に決着をつけてもらおうという訳です。

 

 

 

裁判離婚の場合には、調停離婚の場合と違って

 

何回も期日に呼び出されるという事はありません。

 

当事者の話し合いで結論が出ない事柄についても、

 

裁判官が判断したことであればお互い納得せざるを得ないでしょう。

 

 

 

調停で疲弊するぐらいなら、早めに裁判に

 

移行したほうがお互いのためにはいいでしょうね。