離婚調停は怖くない！?離婚調停について知ろう?
日本国内で起こる離婚の約90%が協議離婚と言われてい
ます。残りの約10%の内訳は、9％が離婚調停に及び、
1％が裁判離婚となっています。
協議離婚での夫婦間の話し合いで決着が付かず、離婚調
停を行う必要があるのは、どのような場合でしょうか。
・離婚調停で離婚そのものの可否を決定する
夫婦のうちのどちらか片方がどうしても離婚したいのに、
もう片方はどうしても離婚したくない、離婚に応じたく
ないといったときに離婚調停を行う展開になり得ます。
ふたりで話し合うと感情的になっていた離婚問題も、離
婚調停の場で調停員を交えた話し合いをすれば、冷静に
決着が付くかもしれません。
・離婚調停で親権や財産分与について冷静に決定する
離婚そのものは決定しても，離婚に付随する決めごと
（親権や財産分与、慰謝料など）がふたりで上手く決ま
らない場合も、離婚調停が有効でしょう。
今後の夫婦それぞれの人生を左右する決めごとです。夫
婦や親族で偏った意見が多いのなら、離婚調停で冷静に
法律と照らし合わせて決定するのも良いでしょう。
離婚調停の場では、「法と照らし合わせて離婚を成立さ
せるべきか」「現実的な生活力を考えて、どちらが親権
を持つべきか」といった、感情論を取り除いた審議がな
されます。
離婚調停で勝ちたいときには、事前の対策をしっかり行
うようにしましょう。
