僕にも親権取れる?〜父親が親権を取る方法〜
離婚する時の大事な決めごとに、親権の決定が挙げられます。
母親が「親権を取りたい」と主張すると、父親が親権を
取れる可能性は大幅に下がってしまいます。
親権については、調停や裁判に持ち込まれることも多い
のです。
それでは、父親が親権を取れるように裁判所にアピール
するには、どのような対策が必要でしょうか?
・父親の親権 日本の司法は母性を優先する
まずは親権についての司法の考え方を押さえましょう。
父親が親権を取れるパターンが少ない理由に、「子供に
は母親が必要」「継続性の原則」のふたつを司法が重視
しているからということが言えます。
今まで夫婦で生活していたのなら、「子供には母親が必
要」という観点から、父親が親権を取れる展開になりに
くいのです。
母親に精神疾患がある、母親が服役中であるといった場
合には、父親が親権を取れる可能性がぐっと上がります。
「父親が親権を取るのが妥当」という決定を裁判所が判
断し、父親が親権を取れるようにするためには、それ相
応の理由が必要です。
母親が浮気ばかりして育児を放棄していたような状態で
あったり、子供が父親にべったり懐いているような、
「母親が養育するにふさわしくない」という理由がある
のなら、親権を取れるような証拠をしっかり用意するよ
うにしましょう。
証拠を用意することで、父親が親権を取れる確率がぐっ
と上がります。
逆に、母親が「まさか父親が親権を取れるわけがないだ
ろう」と決めつけて対策を怠ると、父親があっさりと親
権を取れることもあり得ます。
親権について裁判所を通して決定する場合は、しっかり
した対策を取りましょう。
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