再婚の手続きの順番はまず婚姻届提出を先にしましょう

再婚の手続きの順番はまず婚姻届提出を先にしましょう

 

 

 

離婚をした後に、別の相手と再婚する場合にはどのような手続きが必要になるのでしょうか。またどのような順番で行わなければならないのか、迷ってしまうことも多いでしょう。その前にまず覚えておきたいこととして、女性の場合は禁止期間があります。

 

 

これは前の配偶者との間の子を、妊娠している可能性があることから設けられたものです。仮に離婚時に妊娠初期の状態であった場合、他の相手と結婚して、10ヶ月そこそこで子供が生まれることもないとはいえません。

 

 

そのような場合、扶養義務がどちらにあるかで問題化することがあります。以前は半年ほど待たなければなりませんでしたが、今は離婚成立後から100日が経てば可能となっています。さらに離婚時に妊娠していなかったという証明がある場合、その反対に、離婚後出産したという証明があれば、100日待つことはありません。

 

 

 

再婚手続きの順番、戸籍の変更と養子縁組

 

 

 

それからやっておくべきこととして、戸籍の変更や養子縁組もしなければなりません。この場合は苗字が別々だと同じ戸籍を作れませんので、夫と妻のどちらかに苗字を統一しておく必要があります。相手の戸籍に入ると、前の戸籍からは除外されますし、場合によっては戸籍そのものがなくなります。

 

 

 

 

ただしその戸籍に他の家族がいるような場合は、戸籍はそのまま存続することになります。もちろん子供がいる場合は、その子をどういった形で養子とするかで事情が異なります。たとえばAという男性と、Bという女性が再婚して、Bが自分の子供Cを連れ子としたとします。

 

 

AとBは夫婦になりますが、子供であるCは普通養子にするか、特別養子にするかのどちらかになります。普通養子とした場合は、Bとの親子関係を保ったままAとも親子となることです。その他に特別養子という制度もあって、これはBとの親子関係を一旦断ち切り、Aの養子として戸籍に入るシステムになっています。

 

 

どちらを選ぶかで、扶養家族としての扱いや、将来の相続などにも影響が出て来ますので、よく考えてから選択したいものです。また一般に特別養子の方が、条件面で厳しくなっています。もちろん子供を元の戸籍に残したままにすることも可能です。

 

 

 

再婚の手続きは婚姻届をまず一番にする

 

 

 

それから再婚そのものの手続きについてですが、これは婚姻届を出せば成立します。それに伴って、住民票や社会保険なども変更の手続きを済ませるようにしておきます。クレジットカードなども、名前の変更をしておくようにしましょう。

 

 

それではこの一連の手続きに関して、どのような順番で行うが一番いいのでしょうか。順番としては、最初は婚姻届を出すようにするのがいいのです。養子縁組の方は書類の書き方などは難しいので、ついそちらの方を先にしてしまいたくもなります。

 

 

しかし、養子縁組の届け出の順番を先にしてしまうと、2人はまだ法律上は夫婦でないため、家庭裁判所の許可が必要になってしまいます。裁判所の仲介を通したくないのであれば、まず夫婦となっておいた方が、後々スムーズにことが運びます。

 

 

 

 

 

再婚の手続き、養子縁組の手続きについて

 

 

 

また婚姻届や養子縁組の手続きに関しては、証人が必要になります。これは成人2名であれば誰であっても構いません。婚姻届と養子縁組届の、両方の証人になってもらうのがいいでしょう。婚姻届は書類と身分証明書、2人の旧姓の印鑑を持参します。

 

 

もし本籍地でない地域の役所に提出する時は、戸籍抄本も忘れないようにしましょう。提出先は日本全国どこでもできます。部署としては市民課や住民課などです。わからない時は、役所の受付で聞いてみるといいでしょう。

 

 

それから養子縁組届の場合は、市町村や区の役所の戸籍担当部署に提出します。書類のほかに届出人の印鑑や本人確認書類も必要なので、準備しておきましょう。こちらも提出先の役所が本籍地でない場合は、戸籍抄本を取って持参することになります。

 

 

ところでこの届出人ですが、子供が15歳以上の場合は本人になります。15歳未満の場合は法定代理人で、通常親権者がこれに当たります。それから再婚した当事者の戸籍も、押さえておきたい点がいくつかあります。

 

 

もし相手の戸籍に入ってしまった場合でも、前の戸籍がすっかり消えてしまうわけではありません。戸籍は150年間保管されることになっているからです。さらにもし子供を連れている場合は、特に注意しておくべき点があります。

 

 

たとえば女性でDVを受け、子供を連れて前の配偶者と離婚した場合などがそれに当たります。もしこの場合、子供を自分の戸籍に移したとします。その後元の配偶者が、子供の戸籍抄本を取った場合、戸籍を移しているので再婚したことがわかってしまうことになります。

 

 

 

 

離婚の原因がDVやストーカーなどの場合は、子供の戸籍は元のままにしておくといいでしょう。また戸籍を移していたとしても、役所に頼んで閲覧制限をかけることもできます。

 

 

以上の点から、子連れ再婚の場合はまず婚姻届を先に出すこと、子供は養子縁組をすることになるが、それにはいくつかの方法があること、そして元配偶者に再婚を知られたくない時は、対処方法があることを覚えておきましょう。