理由がない離婚なんてあるわけない?

理由がない離婚なんてあるわけない?

 

 

 

 

 

理由のない離婚について

 

 

 

 

離婚の理由の多くは相手の浮気や暴力、それに借金など
ではないでしょうか。

 

しかしこれらはその理由がとてもはっきりしているタイプのものです。

 

 

 

 

他にも離婚の理由として、性格の不一致や生理的に無理に
なったというような、はっきりしていない理由というものもあります。

 

 

 

 

はっきりしない理由というものに関しては、相手にとっても
理由なき離婚申し立てとも感じるのではないでしょうか。

 

 

 

 

そして離婚したい方からすれば、はっきりした言葉では表わす
ことができなくても、離婚理由はあるということなのです。

 

 

 

 

特に浮気や暴力、借金などのようにはっきりした理由であれば、
周囲からの応援も得やすいので、離婚する理由がない場合よりは
消耗しないで済みます。

 

 

 

 

逆に理由がはっきりしない場合、回りからの理解も得られないので、
一人だけが悪者のようになってしまうこともあります。

 

 

 

 

本人はギリギリまで我慢した結果の離婚であっても、他人からみれば
単にわがままで我慢もできずに離婚と騒いでいるというふうに見られて
しまいがちです。

 

 

 

 

そこで離婚を切り出すときに理由がない場合は、理由を見つける作業を
することが必要になります。
誰が聞いても、「それなら仕方ないよね」と思えるような離婚理由を考える
ことが必要です。

 

 

 

 

そうすることで周囲からの応援も受けやすいようにしましょう。
とは言っても理由のない場合の理由は、相手を傷付けることになりやすい
のです。

 

 

 

 

例えば相手が浮気をしたということなら、相手も仕方ないと納得でます。
しかし、例えば相手の仕草が嫌いだったり、体臭が我慢できない、
優しさが優柔不断で嫌だ、などというような理由になってしまったら、
もう相手は人格否定されたことになりボロボロになってしまう可能性も
あります。

 

 

 

 

それならまだ好きな人が出来たと言われた方が、
いい場合だってあるかも知れません。

 

 

つまりその理由なき理由は、相手の今後にも大きく影響してしまうこと
もあり得るのです。

 

 

 

 

相手は人間不信になったり、自信喪失になったりする可能性だって考えられ、
理由がない離婚の場合、よほど注意して上手に相手を説得する必要があります。

 

 

 

 

そんなときにはまずプロに相談して、どちらも傷付かないような方法を指導
してもらうようにするといいのではないでしょうか。
決して相手をボロボロにして別れることは、人としてやってはいけないこと
だということを忘れないようにしたいものです。