離婚が子供に及ぼす影響とは〜離婚は家族の問題〜
離婚を夫婦間で話し合い、結婚生活を断念することを決
定したとしても、子供がいるのなら慎重になる必要があ
ります。
両親の離婚が子供に及ぼす影響は非常に大きいのです。
・まずは子供に、離婚についてわかりやすく説明する
離婚が決定する段階になったら、子供に両親揃って離婚
することを伝えます。片親のみで離婚を伝えると、子供
の自尊心が損なわれかねません。
この場面では、自分自身の都合よりも「子供の今後」を
意識したほうが、子供への影響が少なくて済むでしょう。
・子供の意見を聞く
子供の年齢にもよりますが、その子の自分の考えや意思
が明確になっている場合、離婚による影響が出やすいと
言えるでしょう。
夫婦で離婚を決定した後だったとしても、子供の意見を
尊重するようにしましょう。
また、親権について夫婦のみの合意で決定するのは良く
ありません。赤ちゃんやそれに近い小さな子供なら仕方
ないかもしれませんが、子供の年齢が上がれば上がるほ
ど、「お父さんとお母さん、どちらと暮らしたいか」を
子供なりに判断してもらう必要があります。
離婚をする際、夫婦間では関係を修復するのが難しい状
態になっていることがあるでしょう。
それでも自分たちの離婚が子供に与える影響については、
できるだけふたりで考えるようにしましょう。