離婚問題は司法書士に相談するのも一つの方法
一般に、離婚協議で揉めている場合には、
弁護士に相談する場合が多いかもしれませんが、
弁護士の隣接法律専門家である司法書士も
離婚の際に強力なサポートをしてくれます。
例えば、夫婦の一方が不動産を持っている場合などは、
離婚のときの財産分与で不動産を相手に譲渡することがあります。
その場合は、司法書士が登記所に対して申請をしてくれます。
司法書士にもよりますが、離婚について様々なノウハウを
身につけている先生もおります。
医者と同じように弁護士・司法書士にも
それぞれ得意分野があります。
離婚について相談するなら、離婚問題を多く手掛けている
司法書士に相談することをお勧めします。
離婚の慰謝料や養育費の算定など経験がものをいう場面も
たくさんありますので、相談した司法書士の経験が浅いと
的を得た結論が出ないかもしれません。
司法書士などの専門家に離婚の相談に来る夫婦は、
夫婦間で揉め事になっている可能性が高いです。
離婚問題の解決に向けたアプローチを提示するにも
司法書士に経験が必要なのですね。
また、司法書士は相続の登記を扱う関係上、
戸籍簿を読みこなすことを日常業務としています。
離婚の際は必ず戸籍簿の変更が伴いますので、
その点でも経験に基づいた的確なアドバイスをしてくれるでしょう。
弁護士と違って、司法書士には着手金制度がないのも
離婚に悩む方にとって相談しやすいポイントかもしれません。
弁護士と違って司法書士は、かなりマイナーな法律専門家ですが、
上手に利用して離婚問題を解決できるようにしたいですね。