有責配偶者からでも離婚は認められる場合がある!?

有責配偶者からでも離婚は認められる場合がある!?

 

 

 

 

 

有責配偶者「有責」とは、文字どおり

 

責任がある状態のことを指します。

 

 

 

一般に、離婚の場面で有責配偶者という場合は、

 

配偶者の一方の浮気などの異性問題が

 

圧倒的に多いですね。

 

 

 

有責配偶者からの離婚の請求は

 

認められないのが原則になっています。

 

 

 

しかし、有責配偶者からの離婚請求を一律に

 

排除してしまうのではなく、ある一定の要件を満足することで

 

裁判所としても認める判断をしています。

 

 

 

有責配偶者からの離婚が認められる要件として代表的なものは、

 

相当の長期間の別居というものがあります。

 

 

 

また、有責配偶者の夫婦間に未成熟子がいない

 

という要件もあります。

 

 

 

他に、有責配偶者の相手方が離婚によって

 

生活が著しく困窮するような状況にならないことも

 

要件とされています。

 

 

 

裁判所の判断を読み解くと、婚姻を継続させておく理由が

 

存在しない場合にまで、婚姻制度に縛りつけておく

 

ものではないと考えているようです。

 

 

 

 

そもそも、結婚には一緒に社会共同生活を営んでいこうという

 

「婚姻意思」が必要です。婚姻意思が失われてしまった状態で、

 

婚姻を解消させるのに社会正義に反する事情もないのであれば

 

有責配偶者からの離婚の申し出でも認める余地は

 

残しましょうという趣旨です。

 

 

 

ただ、これはあくまで裁判離婚になった場合の

 

裁判所の判断の話しです。

 

有責配偶者から離婚したいと言ってくることは

 

世間にはいくらでもあります。

 

 

 

協議離婚する場合には、有責である配偶者は

 

より多くの慰謝料を払って解決しているのが現実でしょう。