離婚の方法?簡単だからこその注意点?
離婚の方法には、協議離婚・調停離婚・裁判離婚といっ
た方法が挙げられます。
今回の記事では、主に協議離婚の方法について書いてい
きます。
協議離婚は、夫婦間で話し合いを行った上で、合意して
離婚に臨むという、一番簡単な方法になります。
合意さえ出来ていれば、あとは官公庁に書類を提出する
だけです。
しかし、簡単な方法ゆえに大事な決めごとをしないまま
で離婚の手続きを行ってしまうケースが非常に多いのです。
また、夫婦間に未成年の子どもがいる場合、離婚の際に
親権者を決めないと離婚することが出来ません。
早く離婚したいからといって、適当にどちらが親権を持
つかを離婚届に記入して提出してしまうパターンも見受
けられますが、それは決してお勧め出来ません。
離婚届が受理されたあとに、親権者を家庭裁判所の許可
を得て変更する方法がありますが、数ヶ月の期間が必要
になります。離婚した後は、簡単に親権を変更すること
は出来ないのです。協議離婚という方法を取った際に、
気をつけるべき点と言えるでしょう。
この方法で離婚する前に決めておくべき事項として挙げ
られるのが、養育費、財産分与、慰謝料、親権者・監護
者、面談費用、婚姻費用になります。
これらは離婚する際の親権者の決定とは違い、協議離婚
の方法そのものには関係がありません。
しかし協議離婚が簡単な方法だけに、これらの決めごと
をしておかないと、離婚した後のトラブルの原因となる
ことを頭に入れておいたほうがいいでしょう。
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