口約束の離婚には気をつけなければならない。

口約束の離婚には気をつけなければならない。

離婚, 口約束

 

 

 

 

離婚の話し合いは

 

約束事を積み重ねる作業

 

とってもいいかもしれません。

 

 

 

その積み重ねの段階では、

 

いちいち紙にまとめるといったことはしないでしょうから、

 

口約束の段階です。

 

 

 

口約束でも約束には違いないのですが、

 

離婚の時には注意が必要です。

 

 

 

まず、離婚の話し合いにときに決めることとして、

 

結婚生活時代に築いた財産の清算があります。

 

多くの場合、マンションなどの住居があったりするので、

 

それを口約束のままにしておくのは

 

後日問題の火種となります。

 

 

 

 

また、小さいお子さんがいる家庭でしたら、

 

離婚の際に養育費を定めることが通常です。

 

大抵の場合は、毎月いくらとか

 

定期に渡す金額を決めるのですが、

 

口約束であいまいにしておくことも

 

紛争の原因になります。

 

 

 

 

大切なことを決めるのに、

 

なぜ離婚の際に口約束のままにしておく例が多いのでしょうか。

 

 

 

離婚をするような段階になっていると、

 

お互いに話しもしたくないというような感情になっていることが多く、

 

なるべく話し合いを短期間で済ませたい

 

という事情が関係しているようです。

 

 

 

 

離婚の話し合いで決まった事柄を

 

口約束で終わらせずに文書にしたのが

 

離婚協議書と呼ばれるものです。

 

 

 

 

口約束という形になっていないものを文書にするには、

 

離婚によって定めた事柄を

 

お互いに再確認するという作業が必要になってきます。

 

 

 

離婚をして、ほぼ最後になるであろう

 

お互いの話し合いの機会なのに、

 

この作業をしないで

 

口約束のままにしておくケースがとても多いですね。

 

 

 

 

財産や慰謝料、養育費の多い少ないに関わらず、

 

離婚の話し合いによって決まった事柄は

 

口約束のままにせずに、

 

必ず文書に残しておくことがとても大切です。